【開催報告】「介護サービスのお金事情」を南正雀まるっと。で開催しました
8月28日、ふれあい交流サロン「南正雀まるっと。」さんにて、出前講座
「知って安心!これからのために 介護サービスのお金事情」を開催しました。
今回のテーマは、
「介護サービスって、実際いくらかかるの?」
介護保険という言葉は知っていても、
「実際に何が使えるの?」
「ヘルパーさんに来てもらったらいくら?」
「福祉用具を借りるといくら?」
「デイサービスってどのくらいかかる?」
「家に手すりを付けるときにも使えるの?」
など、実際に介護が必要になってみないと分からないことがたくさんあります。
今回は、そんな介護サービスと「お金」の話を、できるだけ身近な例を交えながらお話ししました。
当日は13名の方にご参加いただき、会場は満席となりました。
「いらん、いらん!」と帰られたお二人
実は講座が始まる前、コーヒーを飲みに来られていた男性がお二人いらっしゃいました。
「これから介護のお金についての講座が始まりますよ」とお声をかけたのですが、
「いらん、いらん!」
と、講座が始まる前に帰って行かれました。
少し残念でした。
でも同時に、
「こんな方にこそ、聞いてほしかったな」
と思いました。
介護というと、どうしても「自分にはまだ関係ない」「必要になってから考えればいい」と思われがちです。
確かに、元気に暮らしているときには、介護保険のことを考える機会はほとんどありません。
でも、介護は必ずしも準備をしてから始まるものではありません。
昨日まで元気だった家族が入院する。
転倒をきっかけに、今までできていたことが難しくなる。
入院していた親の退院が突然決まり、自宅での生活を整えなければならなくなる。
そんなこともあります。
そのときになって初めて、
「介護保険はどうやって申請するの?」
「誰に相談したらいいの?」
「ベッドを借りたいけれど、どうしたらいい?」
「家のお風呂やトイレは、このままで大丈夫?」
と、分からないことが一気に出てきます。
だから私たちは、介護が必要になってからではなく、まだ元気なときに少しだけ知っておいてほしいと思っています。
全部覚えなくても大丈夫
介護保険の制度は複雑です。
一度講座を聞いたからといって、すべてを覚えて帰っていただく必要はありません。
「介護保険を使えば、こんなことができるんだ」
「困ったときには相談できるところがあるんだ」
それを知っているだけでも、いざというときの安心につながります。
今回の講座では、介護保険の基本的なしくみだけでなく、訪問介護(ヘルパー)、福祉用具、住宅改修、デイサービスなど、実際の生活に関わるサービスについて、費用の例も交えながらお話ししました。
参加された皆さんが資料を見ながら熱心に聞いてくださる姿を見て、こうした話を地域の中で気軽に聞ける機会は、やはり必要なのだと感じました。
介護の話を、もっと身近なところで
今回会場となった「南正雀まるっと。」さんは、地域の方が気軽に立ち寄り、お茶を飲んだり、人と話したりできる「ふれあい交流サロン」です。
私たちライフサポート大道も、吹田市川園町で「川園つなぎばカフェ」という地域の居場所づくりを始めました。
コーヒーを飲みに来る。
散歩の途中に立ち寄る。
ご近所さんと待ち合わせをする。
知らなかった人同士がおしゃべりをする。
そんな何気ない場所だからこそ、
「最近ちょっと歩きにくくなってきて……」
「親のことが少し心配で……」
「介護保険ってどうしたら使えるの?」
そんな話もできるのではないかと思っています。
介護が必要になってから初めて専門職と出会うのではなく、元気なうちから地域の中で顔の見える関係をつくっておく。
それも、これからの地域には大切なことだと私たちは考えています。
「まだ必要ない」今だからこそ
今回の講座にご参加くださった皆さま、そして会場をご提供いただいた南正雀まるっと。の皆さま、本当にありがとうございました。
そして、最初に帰られたお二人にも、いつかまたお会いできたらと思っています。
そのときもきっと、
「介護なんて、まだまだいらん!」
と言われるかもしれません。
それでもいいんです。
ただ、何かあったときに、
「そういえば、介護のことを聞けるところがあったな」
と思い出してもらえたら。
今回の講座は、すでに介護をしている方だけのためのものではありません。
「まだ自分には必要ない」と思っている方にこそ、知っていただきたいことがあります。
これからもライフサポート大道では、福祉用具や住宅改修、介護保険など、暮らしに役立つ情報をできるだけ分かりやすくお伝えしていきます。
そして川園つなぎばカフェでも、介護のこと、暮らしのこと、地域のことを、気軽に話せる場所をつくっていきたいと思います。
